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広島空港

広島空港広島空港(ひろしまくうこう、英: Hiroshima Airport)は、広島県三原市本郷町にある空港。空港法では国管理空港に区分されている。運営は2021年4月からコンセッション方式で民間に委託された。

1993年(平成5年)10月に開港。広島市中心部から東方50㎞、三原市本郷町善入寺字平岩に位置している(北緯34度26分23.5秒 東経132度55分8.4秒)。年間利用客数は、2014年度で国内2,437,574人、国際283,630人。中国地方最大であり、2番目に多い岡山空港の約2倍である(→中国地方#空港)。2006年にはターミナルの旅客処理能力を500万人程度まで高める事業の一環として、搭乗橋が新たに追加増設された。

山を削り、谷を盛土して造成した空港で、標高が330mと高いため山間部にありがちなこととして気象条件が急激に変化しやすく、霧などが急に発生して流れ込んでくる傾向がある。また風も急に変化しやすい。運航は霧などの気象条件の制約を受けやすいので、以前は年間75便もが欠航していた。

滑走路は10/28方向に3,000mで、滑走路西側からの進入になる「滑走路10」に計器着陸装置(ILS)が設置されている。欠航便や目的地変更便を解消するため、2008年6月5日よりILSをカテゴリーIIIaの運用を開始し、年間2便まで欠航便が減少した。また、1年後の2009年6月4日にはもっとも精度が高いカテゴリーIIIbの運用を開始した[7]。ただしILSが設置されていない東側から進入場合はILSは使えず、最終的にパイロットが滑走路を目視して手動で着地させる飛行方式で着陸することになる。つまり、東側からの進入では霧などで視界不良になると着陸できなくなる可能性が高くなる。

空港内の施設として海上保安庁第六管区海上保安本部広島航空基地、広島県防災航空センターが所在している。また空港設備を一周する形でサイクリングコースが整えられており、自転車のレンタルや競技会が開催されている。空港北側には広島県立中央森林公園があり、離着陸する飛行機を高台から見下ろすことが出来る。広島空港

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